無題




あの日、
どきどきしながら初めて、傘屋さんを訪れてから

社長さんは戸惑いながらもだんだんと
いろんないろんな骨や手元や先玉をみせてくれて

ロットなんて気にしないで必要な数だけでいって 少しの量を買わせてもらって

アンブレラマスターの資格を取る機会をくださって


いきなり愛媛にうつった連絡をして、
電話で注文して送っていただいた荷物に入っていたメモ
「愛媛で頑張ってるacomi さん 今後も出来る丈 応援致します」


数ヶ月前に亡くなったことを知った
春の展示会のときに連絡していれば




あの日から、今の私は支えられている
あの日

またお会いできることがあったなら しっかりお礼を言わせてください
そしてけれどもまだまだ、よろしくお願いいたします

ありがとうございました


あの声はいつでも、聴こえる
by acomino.cocoro | 2010-08-31 08:00
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