＊プロ ということ＊ 2005,11,6

今日も外苑の銀杏並木はまだ、みどりいままなんだろうなあ・・・と思いながら自転車を走らせた、表参道。 おおっ！ ふと気がつけば、秋の色・・・！濃い黄色やうっすら茶色の並木の下を自転車で通ると　空が葉っぱで埋まっていく重みが感じられて。
なんとか、今年の日本の秋を味わえたなあー



はじめて、東京コレクションをみにいきました
AMBIANCEというニュークリエイターのショウ。お知り合いの方が出られるので、招待していただきました

ショウ自体がはじめてだったから　始まる前から全てのものに目が吸い込まれてしまった
スタンバイしているカメラマンたちの目の方向や、プレスやバイヤーの方を案内している初老の女の方のさらっとした黒いワンピースの着こなし　
ショウが始まってからは　ブランドごとの、音楽も含めた全部を演出した空気感と、ちらりと垣間見られる　バイヤー達の鋭い目　そして、なんといってもモデルたちのプロのウォーキング・・・！その姿勢、その表情、風を受ける髪の流れすら、計算された演出のようにおもえた

私に、なにが出来るだろうか　
何だか　漠然とちらりと、そんなことが頭をかすめながら、いろんなプロの仕事に、心奪われていた



ラストスパート。糸でまとめてハンチングを縫った　ミシンとアイロンと向かい合う時間
いつの間にか、朝だった　ポストに、カタンと音がした・・・母から、絵手紙

いつも、いつだって事後報告だった私　　決めたことを、思うままにやってきた
それを、責任を持たせて、やらせてくれていた　父と母　いつだって、本当にいつだって。
人一倍、心配しぃなのに　ブラジルに行くっていっても、あんまり何も言わないなあ、、と思ったら。
いろんなものを見て聞いて、楽しく過ごして帰って来てね　　って。

私に、できるだろうか　　自分の子供を、やりたいようにやらせること
母は、母のプロだね　　私には、想像もつかないや


父へ母へ　　やりたいようにやるわたしを　見守ってくれてありがとう
直接　言葉にして言わない、ひきょうな娘を許してください