＊もしもーし、、＊ 2006,3,10

IP電話のことを考えていたら　普段は好まない渋谷のスクランブル交差点を、見てみたくなった
同じ地面を歩いているようで、実は全然違う次元を歩いている人人の動線が見えるような気がして



“メタルプラス”の説明を 電気屋さんがしてくれたとき、IP電話のことも教えてくれて。
電話回線ともインターネット回線とも違う周波で、、まあ詳しくは忘れたけれど、そんな感じのコトバがやたらアタマに残ってしまった　違う周波・・周波がちがう、、あ　電話とネットも違うんだ

最近　会話はできるけど、会話が成り立たないことがわりとあって。　ああ　これってIP電話？いや違うのはわかっているけど、IP電話と一緒なんじゃない！？とか思い始めたらもう、止まらない
おっきいまちに行けばぶつかるくらいにあふれる人人人　電車に乗れば、人　あ、窓の向こうに見える美容院で誰かの髪を切っているあなた、そうあなた　あなたと私はもう出会わないかもしれないけれどあなたは知らないと思うけれど、私は今・出会いましたよあなたと　　あ　話それてるよ

そう　まちにはあふれるほどの人だけれど、、というよりすこし酷なことを言えば、まわりの知り合いや友だちとだって、IP電話できてますかってことなのではと思い始めたの　　
電話はかければ通じるけれど、その電話の周波はほんとうに合っていますかってこと

もちろんIP電話だけでは生きていけないし、それではカワズになる　深い深い 井戸の深さの美しさを知る心を持っていることは素敵だけれど、その上で私は大海を知りたい　大海にもまれた自分をみたい　　そんな人間はやっぱり、電話から受ける刺激を必要としているのでしょう　

でも　それでも、　大切なIP電話を、願わくばみっつかよっつくらい　大切にして暮らしたいんだ
この　欲がおおくてやっぱり自分が大切な　一人の人間である、私は


ねえ　ウサギ
立ち止まったから目があったのか、気になったから立ち止まったのか もうわからないけれど
こうして今、気になって気になって、私はあなたのそばに立ち止まって立ちすくんでいます
こんな私たちはひょっとして IP電話をかけられるかなあ？？ ねえ 真っ白しろの、ウサギさん

もしもーし、、