＊豆を煮る時間＊ 2003,3,8

あこみは豆大好き。実家の頃母が煮豆をしてもあこみばっかり食べまくり。いつしかひとりで田舎に帰った時もあこみ's母's母のばあちゃんも煮豆をたいて待っていてくれたほどの、煮豆ずき。

でもなにげに豆を煮ている時間も好きなんだなあ…。必要以上につきっきりで茹でこぼししたり差し水をしたり、やわらかーくなって味を入れてからはもう離れずにお鍋の底をゆすっては煮汁が飛んで味がしみるのを待つ待つ。今は誰にも文句言われないから、かなり自分寄りな味つけ。
すこうしの三温糖とはちみつと塩と、わりとしっかりのお醤油。
愛媛に帰ると駅や空港で見かける讃岐のしょうゆ豆に思いを寄せて。

豆を煮ている時間は他の料理の時間とは、何だか違う気がする。
ぼうーっと今いるところから離れた場所に気持ちが飛んでいってしまっていろいろ考えてしまうような、でもそれでいてあとには何も残らないような。
あっだからこの前大豆をこがしてしまったのかなあ…！