*いつかのじぶんにあいたい
ひとりだちをした

けれど、
そんなことは お花を受け取られる方には関係のないことなので
贈られた方のおもいを、出来るだけそのままに伝えられるように は、つとめてお渡しした
そのむこうに、なんてきれいな川の水があった ほうっとして、深呼吸した




お花をあつかう仕事を手伝っています
それで、おもうのは わたしが、おもうのは

お花屋さんは、お肉屋さんや八百屋さんやお魚屋さんとおなじ ように、おもう
まえにみた映画 “いのちの食べかた” を、いつもものすごく おもう

お花のいのちで、生かしてもらっている
お花を切って、冷たくして運んでお湯につけて切って差して切って、すてる
お花の美しさ に いのち に、人のきもちをおもいを、伝えてもらっている



お花屋さんは お花屋さんで 植物園ではないので だけど、
自分の仕事をしっかりこなすこと の 中に、植物の手入れをしていること を 忘れたくない

お花が咲かなかったら、終わりじゃなくて
値段がいくらとかは、もんだいじゃなくて

ただ、そこにある 
わたしたちがお世話になっているものに、こわしかけているものに、
ただせめて、感謝する おもい





時間があったから 葉っぱが朽ちかけたパンジーの手入れをしていたら
通りかかりのおじちゃんから 悪いものは取ってしまうんだねえ って

ううん、朽ちてきたものを、のかして 土にかえしてあげるとこ、
って 言えなかって
なんだか そうとう、つらかった




わたしは、お花に いかしてもらっています
やさいにもまめにもくだものにも

*いつかのじぶんにあいたい_a0030038_1602228.jpg
by acomino.cocoro | 2008-01-17 23:59 | 生きる。
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