*空につづく入り口*  2004,8,3
*空につづく入り口*  2004,8,3_a0030038_1714426.jpgいつもシャーっとチャリを飛ばして通り抜ける坂の途中の神社の階段が、今日どうしてか気になってしかたがなかった。少し過ぎてからなんだか気になって、止まって戻って、下から見上げてみた。

ぽあーーん、
みたいな音がした気がした。どこかにそらに、続いているんじゃないかと思って、今日は荷物がおもたいのに、石段を上がっていった。

気分は少し勝手にトトロの森な感じだったのだけど、上りきった先にはまあまあ普通の神社がそうっとあった。お参りして、来年の春くらいの家族の姿を思い描いて、願った。蝉の声が声・声・声が重なって、
頭の中が静かになった。

振り返ってのぞくといつもの道がずいぶん下にあって、いつも上にある高速道路と同じ目線にいた。石のベンチに座って風にあたっていたけれど、急に思い立って、"やっほー"って声を出してみた。まわりは高速の車と蝉の声が重なっているし、人はいない。
"やっほーーっ!!"  "ヤッッホーーーッ!!"

どこかしらの恥ずかしさは消えなかったのだけど、少しすがすがし。
このままプールに入ってすうーっと歩いたら気持ちよさそうだなあと思った。

こんな夏の日。
どうしてか今日は、こんな夏の一日。
by acomino.cocoro | 2004-08-03 22:34 | 暮らしのこと。
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